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米国株式
2020 年の米国株式投資:5 つのポイント
ダレル・ スペンス
エコノミスト
ジョイス・ ゴードン
株式ポートフォリオ・マネジャー

新しい年の始まりは、既存のポートフォリオを見直し今後の投資計画を立てるタイミングです。2019 年の市場から学ぶことがあるとすれば、米中通商協議や英国の欧州離脱、世界各国の金融政策など、想定外の事態への備えが大切、ということです。


米国の大統領選挙が行われる 2020 年も、想定外の出来事は起こるでしょう。政治や経済の不確実性に囚われず、避けることのできない市場の変動要因に対する備えをしておく必要があります。ここではこの 1 年で考えるべき 5 つのポイントを紹介します。


 

 

予備選期間中にはボラティリティが高まり、株価はその後上昇する傾向

1932 年以降の S&P500 指数の平均累積リターン 

US equities

1932 年 1 月 1 日から 2019 年 11 月 30 日の全期間におけるプライス・リターン (日次ベース) 。選挙の 無い年とは、大統領選挙と中間選挙が無い全ての年。「予備選後 1 年のリターン」は、予備選挙が 5 月 31 日に終了したものとして同日を基準に計算。 出所:RIMES、Standard & Poorʼs、キャピタル・グループ

 



ダレル・スペンス   マクロエコノミスト。経験年数31年。Phi Beta KappaおよびOmicron Delta Epsilonのメンバー。CFA協会認定証券アナリスト。全米企業エコノミスト協会メンバー。

ジョイス・ゴードン 株式ポートフォリオ・マネジャー。経験年数40年。現職以前はアナリストとして、貯蓄金融機関、銀行、紙・パルプ企業を担当。南カリフォルニア大学で企業財務学の学士号とMBAを取得。


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